学校要覧

・学校沿革

 本校は、平良川交差点から与勝半島に向け、約1.4km南東側方向に所在地がある。戦前は畑や原野、岩山の起伏したところであった。
 東側には金武湾が広がり、旧石川市まで一望できる風光明媚な高台にある。本校の校舎西側には校歌の一節「祖先の里の地荒原」とあるようにうるま市民の発祥の遺跡地荒原貝塚がある。
 又、およそ300M南東側には市営体育館、陸上競技場、野球場、テニスコート等といった総合運動公園がある。具志川小学校が誕生した教育的にも由緒あるところである。又、およそ1.5km南側にはうるま市民芸術劇場(響きホールと燈ホール)がある。

 1980年12月5日、具志川市教育委員会において、新設中学校、具志川東中学校と命名され誕生の日を向かえる事になった。

 1981年4月1日に初代学校長に照屋寛吉氏を迎えて職員26名、生徒数498名、学級数13学級、通学区域は、字具志川、字田場、字赤野字上江洲、字大田の5字で構成され、具志川東中学校として創設された。
 創立当初の校舎はオープン・スペースをもつ教科教室型としてスタートしたが、学年経営、学級経営、教科経営、生徒指導面等の反省から現在では一部教科教室型になっている。

 本校の特色の一つに「3F・3ゼロ(0)運動」の取り組みがある。
3Fとは「楽しさがいっぱい、挨拶がいっぱい、花がいっぱい」
3ゼロ(0)とは「いじめがゼロ、遅刻がゼロ、ゴミがゼロ」のことで
明るい、安心・安全な学校生活環境を目指して生徒・職員が一丸となって取り組んでいる。

・経営方針

 本校教育目標具現化のため、関係法令に基づき、県及び本市の教育施策を踏まえて学校を経営する。生徒を教育するに当たっては、人間尊重の精神を基盤に個性尊重の原則に則り「育てる教育」に力点をおき、本校の人的、物的、風土的な条件を整備し、生徒に希望と自信とやる気を抱かせるように努める。
(1)職員・保護者・生徒の相互信頼、好ましい人間関係を育てる
(2)生徒活動の充実及び活性化を図る
(3)職員の資質の向上を図り、教師としての使命と責任を自覚して
   教育実践に努め、生徒の「生きる力」の育成を図る
(4)教育環境の保全・整備・美化に努め、豊かな情操を育てる
(5)生徒の健康・安全教育に努める
(6)教育課程の完全実施に努める
(7)家庭・地域社会との連携を強化する